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親日派が多い 穏やかで真面目なカンボジア人

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カンボジア人はこうゆうタイプだ、という確固たるイメージを持っている日本人はあまりいないでしょう。日本ではあまり馴染みのないカンボジアですが、意外と気質は似ている部分があります。カンボジア人の典型的なイメージを簡単に言えば、古き良き日本人の雰囲気を持った人たちです。

貧しい暮らしの中でも困っている人に分け与えることを厭いません。親を敬い、家族を大切にします。50年くらい前の日本に少し似ている雰囲気で、今の日本人が失ってしまったものを持っている人たちだといえるでしょう。
要領はよくありませんし、スマートな人付き合いをするという感じでもありません。しかし、とても真面目です。殺伐とした生活をしている現代の日本人に比べれば、貧しくとも心が豊かであるカンボジア人の方が幸せかもしれない、と思えます。

こうした穏やかな気風は、比較的暮らしやすい気候の国だという事情が影響しているのかもしれません。カンボジアは熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通じて高温多湿です。雨期と乾期に分かれており、乾期の暑い時期だと日中は40度近くまで気温が上がることもありますが、寒い時期でも20度程度にしかなりません。つまり、非常に貧しい暮らしをしていたとしても凍死する心配はないのです。

また民族構成の90%を占めているのはクメール人ですが、そのうち70%は農業に従事しています。美味しい野菜や肉は輸入に頼っているものの、穀類は豊富。田舎に行けば飢え死にする心配もありません。

そして日本人がとても気になるところである親日度については、非常に高いといえます。日本は多額の援助をしてくれるドナー国であると認められてますし、UNTAC時代に活躍した明石氏の存在もあってとても好感を持ってくれてます。日本はカンボジアを救ってくれた国、という認識が国民全体にあります。日本製品は高級なものという考え方も一般的です。先の東日本大震災においては閣僚全体での黙祷も行われましたし、フン・セン首相は個人で10万ドルの義援金を即座に送りました。国全体が親日で、日本人のことをとても好み、信用してくれているのです。

日本側から見た場合も、クメール人のの大半は仏教徒ですから宗教観も比較的理解しやすいでしょう。仕事上での付き合いも嘘やずるさを感じることは少なく、付き合いやすいと思われます。

では、日本以外に対してはどのような感情を持っているのでしょうか。
歴史的に長い付き合いがあるのは、ベトナム、マレーシア、タイ、フランスです。ベトナムからの進出企業は数多くありますし、マレーシアとは強いつながりがあります。タイとは国境紛争があるものの、行き来はある状態です。かつての統治国であるフランスは、その名残でいくつかの大きな企業の拠点があり、場所的にもよいポイントを確保しているものの、新規の進出はあまりありません。
現在進出に熱心なのはアメリカ、中国、韓国です。アメリカに対してはベトナム戦争に関連する歴史的な事情からか、あまり良い感情を持っていないようです。中国と韓国は近隣であり、自国が急激な成長期であるため、カンボジアへの進出にも非常に熱心ですが、実際に付き合ってみたら考え方などがあまり合わないとカンボジア人は感じたようです。
実際に私も不動産関連の取引で、中国や韓国よりも日本が好まれていることを感じました。

ある場所を借りる時に韓国系の企業と同時期に申し込みをする状態になりました。先方の方が大きな企業だったのですが、オーナーの意向で日本人側が借りられたそうです。もう一つ、別オフィスに入居する時にも日本人なら大歓迎という事も多く、これは特定オーナーの好みではなく、全体的な傾向なのでしょう。
みなさん、もし日本人が借りてくれるならそれが一番、という風に思ってくれているようです。

出典:宮内敬司 著
知られざるチャンスの宝庫 カンボジアビジネス最新事情
カナリア書房

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